内容説明
読みながら味わう銘醸ワイン、味わいながら読むフランス史。「修道僧が造ったワイン」「ポンパドゥール夫人とシャトー・ラフィット」「ナポレオンとシャンベルタン」など歴史上に現われるワインにまつわる逸話の数々を紹介する。
目次
ソリュトレの丘の遺跡―石器時代の遺物が生みだすワイン
ギリシア植民市の誕生―ワイン文化発祥の地マルセイユ
ヴィクスの丘の青銅壷―はるばる運ばれたワイン
アレシアの悲劇―カエサルの兵糧とワイン
パクス・ロマーナ―ローマの平和とワインの普及
キリスト教の普及―聖マルタン伝説とトゥレーヌのワイン
クローヴィスの改宗―フランス王国の誕生とシャンパーニュ
ヨーロッパ統一の英雄王―カール大帝のワイン伝説
ヴェルダンの和約―ブルゴーニュの誕生
聖ジャックの道、銀河―巡礼の道のワイン〔ほか〕
著者等紹介
山本博[ヤマモトヒロシ]
1931年横浜市生まれ。早稲田大学大学院法律科修了。はやくからワインに関心をもち、世界のワイン生産地を訪れ、ワイン業界に関係が深い。「ソペクサ」主催の世界ソムリエ・コンクールの日本代表審査委員、日本輸入ワイン協会会長
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