内容説明
万葉集を“日本人の心のふるさと”という甘美な幻想としてではなく、異文化として厳しく相対化する視座から、本文研究のみにとどまらずフィールド・ワークをも加え、古代の社会に生まれた表現の理解を深めている。
目次
第1章 神と仏
第2章 都と夷
第3章 ことばと自然
第4章 歌ことばの周辺
第5章 枕詞の諸相
著者等紹介
梶川信行[カジカワノブユキ]
1953年東京都生まれ。日本大学大学院博士後期課程満期退学。日本大学文理学部教授博士(文学)
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