目次
神秘的想像力の類型
力の網
自然の血族と異種間のコミュニケーション
手負いの治療者の聖なる道
楽園への隠遁
鳥のように飛ぶこと
太陽の扉
民への帰還
生命の精髄
時間の終わり
図版
資料図版とその解説〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
evifrei
10
資料集。シャーマンの女性の体験談が興味深い。シャーマンの一典型例を示すことで、呪術師であり呪医でもあるシャーマンが文化上どのような存在であったかが非常にイメージしやすくなっている。元来人間は他の生き物を殺戮し、食べることでしか存在することはできない。人間の存在の隣には常に殺生がある。しかし古代のアニミズム思想のもとでは、生き物の身体を越えて魂まで侵犯してしまうと『祟り』による災厄がもたらされると信じられてきた。魂を慰安する事でこの災厄がもたらされることを防ぐ役割を担う者たちがシャーマンの発端らしい。2020/02/15
Ｋ
0
(1992,163.9)平成4年。。やっぱりあのころ、流行ってたのかなあshamanism（そんで卒論にすんなり選んだのかなあ・・）。せっかく他館の棚から借りてきて展示しようと家で見分したところ、ページ取れの惨事で、展示不可でした・・・。市内4冊あるので、また取り寄せます。外国のだけど、やはり視覚に訴える系は強い。2021/12/20
