東洋文庫<br> 顔氏家訓〈1〉

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東洋文庫
顔氏家訓〈1〉

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  • サイズ B6判/ページ数 268,/高さ 18X12cm
  • 商品コード 9784582805116
  • NDC分類 125.2
  • Cコード C0198

内容説明

六朝末期、戦争と権謀に明け暮れる乱世を生き延びた当代の教養人が、息子たちに綿々と書き遺す訓えの条々。顔家の子らしく生きることと、乱世の処世術を諭し、恥をかかず、殺されることなく、生きよと願う父性愛は、現代にも訴えかけてくる。

目次

第1章 主旨(序致第一)
第2章 子弟の教育(教子第二)
第3章 兄弟論(兄弟第三)
第4章 再婚論(後娶第四)
第5章 家政論(治家第五)
第6章 みだしなみ論(風操第六)
第7章 良友・達人論(慕賢第七)
第8章 学問論(勉学第八)
第9章 文章論(文章第九)
第10章 名声論(名実第十)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アカツキ

12
我が家はこうあってほしい、こういう風に身を処して欲しいという思いがこもった書。当時著者60歳過ぎ。最近の親は子供たちの躾がなっていないという定番のお小言から始まり、兄弟仲や家庭円満について、子供の名前は孫代のことも考えてつけなさい等と現代にも通じる話もある。この本を子供たちが認めてくれたらいいなぁとか、ワシの文学研究という項をもうけていたりとか、なかなか愛嬌のある爺様だったのかも。2023/02/14

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