叢書・ウニベルシタス
マルティン・ハイデガー―哲学とイデオロギー

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  • サイズ B6判/ページ数 227,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588004841
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C1310

出版社内容情報

その哲学とイデオロギーとの連関において,社会性・道徳性の否定をめぐって詳細な批判的検討を加え,時代の現実の基礎理論としての開かれた哲学の再構築をめざす。

内容説明

本書はハイデガーの「イデオロギー」―とくに社会性・道徳性の否定に関して詳細な吟味と批判を加え、その哲学との連関を明確に把握しつつ「実存意識」や「技術意識」における哲学的貢献を正当に再評価し、時代の現実の基礎理論としての開かれた哲学の再建をめざす。

目次

第1部 理論の構成(『存在と時間』の哲学;『本来性』のイデオロギー)
第2部 自己理解の危機(転回の哲学;『生起』のイデオロギー)
第3部 哲学の終焉?(技術の哲学;『方域』のイデオロギー)
補論1―政治の破壊
補論2―哲学の変容

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アルゴス

2
ハイデガー哲学と別れるために、ハイデガー哲学を批判することを目指す書物。批判の論点は、本来性の神話の批判、生起の神話の批判、方域の神話の批判と明確だし、語られていることもまっとうである。ただし著者の政治哲学そのものは、それほど説得力がない。評価のむすがしぃ本だろう。 ★★★2017/11/12

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