ものと人間の文化史
イチョウ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 300p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588212918
  • NDC分類 478.5
  • Cコード C0320

出版社内容情報

イチョウの生立ちと人々の生活文化との関りの歴史をたどり最古の樹木に秘められたパワーを見直す。

内容説明

「生きた化石」イチョウの生い立ちと人々の生活文化とのかかわりの歴史をたどり、この最古の樹木に秘められたパワーを見直す。「イチヨウ先進国」中国における最新のめざましい研究成果をも紹介し、イチョウにかかわる人類の未来像を探る。

目次

1 イチョウの生態と文化(誕生―その起源と進化;分布―原生地と伝播;雌雄株の鑑別;呼称 ほか)
2 中国のイチョウ(中国にとってイチョウとは;イチョウ発展にかける思い;野生イチョウの状況;優れた品種の開発へ ほか)

著者等紹介

今野敏雄[コンノトシオ]
1926年北海道生まれ。北海道大学にて林学を学ぶ。1949~1985年、山形県職員として林務行政に携わる。1985~1989年、(社)山形県緑化センター常務理事。1994~1999年、山形市江南公民館館長。1998~2004年、国際交流民間団体・TFF山形会長。現在、山形イチョウ研究会主宰。植物愛好団体「フロラ山形」同人。山形市花と緑の相談員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenitirokikuti

8
図書館にて。「ものと人間の文化史」は、字句通りに文化史的記述が主なシリーズなんだけど、この「イチョウ」は生物学的記述が多かった。イチョウはメタセコイアやシーラカンス同様、たまたま現代まで生き残った古代種である。氷河期によって99.9%絶滅したのだが、中国の奥地で生きながらえ、銀杏が食えることもあって、人の手を介して広まった▲万葉集には黄葉が詠まれているが、イチョウかどうか不明だそうな。2023/04/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1327735
  • ご注意事項