出版社内容情報
福祉国家や福祉社会のあり方について,社会学,経済学,法律学など社会科学の視点から考察。政治・経済・社会の構造的な変化を踏まえながら,公共政策・経済政策・社会政策など政府の他の政策と福祉政策の関連を考え,グローバル化が進む国際社会における福祉政策の位置を明らかにしている。福祉政策を客観的に分析し,福祉国家と福祉社会のゆくえを考えた好書。
1.福祉政策とは何か
2.福祉政策の範囲
3.人権と福祉政策
4.立法の構造と動向
5.法と行政の実務
6.権利擁護システム
7.必要と資源
8.福祉政策の実施過程
9.政策評価とサービス評価
10.分配的正義-福祉政策の根拠
11.ジェンダー・エクイティー
12.福祉国家と福祉社会
13.福祉レジームの考え方
14.グローバル化と福祉政策
15.福祉政策と学問