内容説明
本書は、化学全体の学問体系から抽出された基礎としての化学ばかりでなく、今まで教科書であまり取上げられなかった実生活に役立っている化学に関する記述も盛り込んだ新しい教科書である。
目次
無機化学とは何か
第１部 理論的基礎（原子論と原子の性質の総括；化学結合の理論；イオン結合）
第２部 分子構造と解析法（無機化学における分子の対称性；赤外およびＲａｍａｎ分光法；共鳴分光法；光電子分光法、Ｘ線吸収分光法、質量分析法およびＸ線結晶学）
第３部 元素および簡単な化合物の周期的な性質（水素およびその化合物；典型元素のハロゲン化物と酸化物；遷移元素のハロゲン化物と酸化物）
第４部 錯化合物―配位化学（Ｗｅｒｎｅｒの古典的配位説；結晶場理論；ｄおよびｄブロック化合物の磁気的性質）
