出版社内容情報
これからの ビジネス・シーンに大きく関わってくる「ナノテク」を“ビジネス”の 見地から説いたベストセラー(米国)の邦訳版!
■東レ:ナノテクノロジーとバイオテクノロジーを用いた新素材研究センター建設
■三菱:フラーレンの量産。抗がん剤、長寿命バッテリー、スキンケア製品など、あらゆる製品をカバー
■三井:カーボンナノチューブ増産。自動車、樹脂、バッテリーメーカー市場開拓へ
■旭硝子:セルフクリーニング、光線調節機能、抗条痕性などをもつ高機能ガラス製造
■TOTO:酸化チタンコーティングで汚れを防ぐタイル
■トヨタ自動車:ナノ複合材料を用いた軽くてへこみや引っかきに強いバンパーや車体塗装
■日立:分野横断的なチームを再編成してメモリー、論理回路用の単一電子素子開発
■富士通:超高速コンピュータ開発
■HP:カーボンナノチューブを用いたコンピュータ高速化
■インテル:ナノサイズ・トランジスタ
ほか
内容説明
医薬品、化粧品、自動車、流通、コンピュータ、衣料品、食料品、保険、通信、印刷、…すべての業界が無関係ではいられない。エグゼクティブと投資家のためのナノテク先取り教科書。
目次
第1章 ナノテクノロジー―次のフロンティア
第2章 おもしろい―が、しかし何をしなければならないのか?
第3章 お金に続け、リーダーに続け
第4章 現在―ナノテクノロジーは足場を築いた
第5章 2004年~2005年―より早く、より小さく、より安く、より良く
第6章 2006年~2008年―雪崩が始まる
第7章 2009年~2013年―制御する
第8章 2013年とその後―世界はますます小さくなり、ますます賢くなる
第9章 そして結論―これはほんの始まりである
著者等紹介
ウルドリッチ,ジャック[ウルドリッチ,ジャック][Uldrich,Jack]
Nano Veritasグループの社長。この会社は、企業、ベンチャー・キャピタル、政府がナノテクノロジーを理解し、そこから利益を得る方法を支援することを中心としたコンサルタント業を営む。Uldrich氏はMinnesota Office of Strategic and Long‐Range Planning社の元代表取締役である
ニューベリー,デブ[ニューベリー,デブ][Newberry,Deb]
独立コンサルタントで、航空宇宙産業で20年以上の経験のある原子物理学者
小林俊一[コバヤシシュンイチ]
東京農工大学監事、東海大学教授。理化学研究所元理事長、東京大学名誉教授。理学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。