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Minerva日本史ライブラリー
南原繁と長谷川如是閑―国家と知識人・丸山真男の二人の師

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  • サイズ A5判/ページ数 378,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623025855
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C3321

出版社内容情報

【内容】
批判的姿勢をとりつつ国家で生きる苦難を南原、長谷川の人生から例証。二人の公的人間の生涯と著作から、国民的アイデンティティの獲得に際して支払われる代償について問う。

【目次】
序 大日本帝国における「公」の両義性
南原繁(一八八九年-一九七四年)
1 舞台設定
2 幼年期と改宗
3 官僚南原
4 わが心のドイツ
5 南原と価値哲学
6 フィヒテと過剰の代償
7 国民性と普遍的真理
8 戦争とロゴス
長谷川如是閑(一八七五年-一九六九年)
1 面白い誤植
2 若き如是閑-下町と山の手
3 公的アウトサイダーの誕生
4 『我等』創刊
5 二つの『批判』書-『現代国家批判』と『現代社会批判』
6 昭和の政治-批判的傍観者としての如是閑
7 再び胎内へ
結びにかえて-戦後日本の「公」についてのノート

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiruandon

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アウトサイダーとインサイダー=如是閑と南原を調べていくと国家から政治的に距離を保てたのは インサイダー(南原)であるという論証が展開されるが 普通に明治 大正 昭和(開戦前)史として面白く 同時期のドイツ政治史(ワイマールからヒトラー前夜まで)としても十分参考になる2013/10/15

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