叢書転換期のフィロソフィー<br> 科学技術のゆくえ―科学技術は自然を超えるか

叢書転換期のフィロソフィー
科学技術のゆくえ―科学技術は自然を超えるか

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  • サイズ A5判/ページ数 335p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623029396
  • NDC分類 404
  • Cコード C3310

出版社内容情報

【内容】
科学は自然を超えるか
科学が自然を破壊した今、人間は人工的に反人工的な自然を保持するべく努力しなければなりません。科学技術はこの逆説に耐え抜かねばならないのでしょう。

【目次】
科学・技術・未来
  第1部 科学の近代性

* 科学の近代史
* 科学論の帰趨
* 科学におけるコミュニケーション
* ニュートン自然哲学における実証と思弁
* 「知的優位性のエコノミックス」としての科学、そして
「記憶のポリティックス」としての歴史

第2部 技術の近代性

* ナチズムとテクノロジー
* 技術論の帰趨
* 文化としての近代技術
* ハイデッガーの技術論の射程
* 技術論論争をめぐって

第3部 科学技術のゆくえ

* 熱学から見た都市・工業文明の歴史的位相
* 量子論の哲学的インパクト
* 生命の技術化
* 情報の技術化と知の情報化
* オートポイエーシス
* 科学技術と倫理

人名索引

内容説明

科学が自然を破壊した今、人間は人工的に反人工的な自然を保持するべく努力しなければなりません。科学技術は、この逆説に耐え抜かねばならないのでしょう。

目次

第1部 科学の近代性(科学の近代史―『プリンキピア』から「ニュートン力学」へ;科学論の帰趨;科学におけるコミュニケーション―印刷革命からコンピュータ革命へ ほか)
第2部 技術の近代性(ナチズムとテクノロジー―「反動的モダニズム」の技術思想;技術論の帰趨;文化としての近代技術―STS相互作用モデルの視点 ほか)
第3部 科学技術のゆくえ(熱学から見た都市・工業文明の歴史的位相;量子論の哲学的インパクト;生命の技術化 ほか)