内容説明
本書は、トヨタ自動車の国内・海外における成功要因を探求し、その効率的な事業活動システムの構築や、新車開発・販売方式の諸特徴を捉え、理論的な解説を行なう。経営戦略論を中心として、日本の自動車産業における発展要因の社会科学的解明をめざした新たな理論的アプローチ。
目次
序章 高度情報化社会への対応―ISMのベスト・ミックス
第1章 トヨタ成功要因の解明
第2章 トヨタシステムにおける経営戦略
第3章 クラスター産業とステーク・ホルダー
第4章 総合商業戦略と重商主義―日本的生産方式について
第5章 国際化する企業経営戦略とトヨタシステム
第6章 高度知識社会とクルマ産業
第7章 モータリゼーション社会と制度変革
著者等紹介
影山僖一[カゲヤマキイチ]
1936年生まれ。慶応義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、千葉商科大学商経学部教授、東洋大学経済学部講師。博士(経済学)
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