植物の運動力

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植物の運動力

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  • サイズ A5判/ページ数 499p/高さ 23X17cm
  • 商品コード 9784627260504
  • NDC分類 471.3

出版社内容情報

「種の起源」の著者,ダーウィンが71歳(1880年)の時に出版したThe Power of Movement in Plantsの日本初出の翻訳書で,植物の生長生理学の古典であり原典である.植物が動かぬ物と考えられていた当時に,あらゆる植物のすべての部分は生長している限り運動していることを明らかにした画期的な本である.

内容説明

植物生理学、植物ホルモン、植物の運動などの原典といえる本書から、自然科学を愛し、地道に研究に打ちこむことにより真理に近づき、生物学に偉大な足跡を残したダーウィンの、研究姿勢の原点をうかがい見ることができる。

目次

第1章 芽生えの回旋運動
第2章 芽生えの運動と生長に関する一般的な考察
第3章 幼根の先端の接触などの刺激に対する感受性
第4章 生長を終った植物各部分の回旋運動
第5章 回旋運動から変わってきた運動―よじのぼり植物・上偏生長および下偏生長による運動
第6章 回旋運動から変わってきた運動―睡眠運動、すなわち暗屈性運動とその効用・子葉の睡眠
第7章 回旋運動から変わってきた運動―本葉の暗屈性運動、すなわち睡眠運動
第8章 回旋運動から変わってきた運動―光刺激による運動
第9章 植物の光感受性―その影響の伝播
第10章 回旋運動から変わってきた運動―重力刺激による運動
第11章 重力刺激に対する感受性の局在とその影響の伝播
第12章 要約と結論