歴史文化ライブラリー
歌舞伎と人形浄瑠璃

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  • サイズ B6判/ページ数 193p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642055703
  • NDC分類 774
  • Cコード C0320

出版社内容情報

紹介されました!
赤旗 2004.3.22 評者:稲田和浩氏(脚本家)

今も多くの人々を魅了する歌舞伎と人形浄瑠璃。扇情的で華やかな歌舞伎は、誕生以来つねに為政者の弾圧を受けてきたが、人形浄瑠璃と共に新たな方向を見出し、今日の伝統芸能へと発展した。〈女性原理=肉体〉と〈男性原理=ことば〉をキーワードに、歌舞伎と人形浄瑠璃の400年に及ぶ生き残りをかけた調和と対立の歴史を読み解き、その魅力に迫る。

〈主な目次〉近世演劇への新しいアプローチ―プロローグ/歌舞伎と人形浄瑠璃の誕生―精神と肉体/物語と身体の出会い―合理と非合理・言語と非言語/近松の成功と挫折―モラルと本能/カリスマ役者たちの盛衰―イデアとイコン/幕末のアウトローたち―昼と夜・建前と本音/明治以降の歌舞伎のゆくえーエピローグ

内容説明

今も多くの人々を魅了する歌舞伎と人形浄瑠璃。誕生以来つねに為政者の弾圧を受けながら、いかにして今日の伝統芸能へ発展したのか。“女性原理=肉体”と“男性原理=ことば”をキーワードに、その歴史と魅力に迫る。

目次

近世演劇への新しいアプローチ―プロローグ
歌舞伎と人形浄瑠璃の誕生―精神と肉体
物語と身体の出会い―合理と非合理/言語と非言語
近松の成功と挫折―モラルと本能
カリスマ役者たちの盛衰―イデアとイコン
幕末のアウトローたち―昼と夜/建前と本音
明治以降の歌舞伎のゆくえ―エピローグ

著者等紹介

田口章子[タグチアキコ]
1957年、東京都に生まれる。1985年、学習院大学大学院博士前期課程修了。2003年、文学博士(学習院大学)。現在、京都造形芸術大学芸術学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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39
《荘子が、蝶の夢を見たのか、蝶が荘子の夢をみているのか》人形浄瑠璃衰退期に活躍した近松半二の随筆『独判断』が頭に残る。2022/12/23

やまみち

1
勉強になった。人形浄瑠璃が歌舞伎に取り入れられる:2016/05/14

弥生

1
歌舞伎と人形浄瑠璃について解説されています。2012/04/15

ブルーローズ

1
江戸期に興隆した歌舞伎と人形浄瑠璃を並列して解説。お互いの影響を知ってから見るのもきっと面白い。2010/08/16

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