出版社内容情報
マイノリティの自由と権利を保障し,表現の自由を拡大することを主眼とする差別是正のための言語表現。そのガイドラインとは!? 理論的社会的現状を分析し,策定にむけた方向付けをこころみる書。
第1部 公平な言語への模索―英語圏の取り組み
第一章 非差別言語のガイドライン[武田春子]
第二章 言語と差別との関係[武田春子]
第三章 差別的文化の変化[武田春子]
第2部 すすむガイドライン作り
第一章 男女平等社会への道すじ[田中和子]
第二章 同性愛に関する表現の多様化と「差別」[稲場雅紀]
第三章 公共圏をつくる試み[斉藤正美]
第四章 アメリカにおける言語変革の実践[れいのるず=秋葉かつえ]
第3部 メディアと表現の自由
第一章 日本におけるメディア・セクシズム批判の高まり[諸橋泰樹]
第二章 日本におけるメディア規制の現状[諸橋泰樹]
第三章 法規制とガイドライン[湯浅俊彦]
第4部 多文化社会と公正
第一章 多文化主義と表現のガイドライン[湯浅俊彦]
第二章 差別的制度を支える言語[湯浅俊彦]
資料 各種ガイドライン
内容説明
差別的表現を超えるガイドライン作りの提案。―メディア関係者必読の書。
目次
第1部 公平な言語への模索―英語圏の取り組み
第2部 すすむガイドライン作り
第3部 メディアと表現の自由
第4部 多文化社会と公正