ジェンダーと史的唯物論

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 279p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784761706357
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C0010

内容説明

ジェンダー理論発展のてめに。科学的社会主義は、現代フェミニズムからの問題提起をどう受け止めるか。マルクス、エンゲルスの古典に立ち返り、史的唯物論の立場から家族やジェンダーの問題を明らかにする。

目次

第1章 エンゲルスの家族論と現代
第2章 『資本論』の中のジェンダー分析―「マルクス主義フェミニズム」との関わりで
第3章 マルクスにおける家族と市民社会
第4章 働く女性の権利とたたかい
第5章 「ジェンダー・フリー」バッシングに抗して
第6章 ジェンダーと生殖医療
第7章 エコ・フェミニズムにおける科学と自然―ヴァンダナ・シヴァの思想をめぐって
第8章 構築主義と現実―反映論の視角から
第9章 民主主義的諸闘争と接合理論―本質主義的フェミニズム批判を手がかりとして

著者等紹介

鯵坂真[アジサカマコト]
1933年生。関西大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenitirokikuti

4
〈構築主義者は、社会学者が社会問題を分析する際には客観性が欠如し、個人の特定の立場からの判断がそこに介入して好ましくない、という。そして自らはもっぱら、「クレーム申し立てがなされた問題」を社会問題とし、社会の状態や実態については判断を留保したまま、その言説分析を目指す。〉「第八章 構築主義と現実 ー反映論の視角からー」(伊藤敬)p.2462017/07/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/346766
  • ご注意事項