内容説明
本書の論考は、おおよそ十五年間にわたって執筆されてきたものである。青銅器銘ならびに青銅彝器の網羅的研究への進展を踏まえて、新たな史料を補充し、議論を整理しなおした。
目次
第1部(周の領域とその支配;周王の「都」)
第2部(「王家」と宰;西周の官制)
第3部(西周の氏族制;分節する氏族)
第4部(「県」制の遡及;分裂する王室)
著者等紹介
松井嘉徳[マツイヨシノリ]
1956年奈良県に生まれる。京都大学文学部史学科(東洋史学専攻)卒業。京都大学大学院文学研究科東洋史学博士後期課程単位取得退学。島根大学法文学部助教授を経て現在、同教授。京都大学博士(文学)
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