奴隷以下―ドイツ企業の戦後責任

奴隷以下―ドイツ企業の戦後責任

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  • サイズ B6判/ページ数 485p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784773617061
  • NDC分類 366.8
  • Cコード C0036

出版社内容情報

ナチス体制下、ユダヤ人の強制労働によって利益を得たドイツ企業は、戦後どのように生き残った犠牲者と向き合ったのか。本書は、補償を拒否するドイツ企業を相手に繰り返された不屈の交渉の記録であり、当事者が綴った一級のドキュメントである。 【内容】Ⅰ-最終解決 Ⅱ-アウシュヴィッツの代表企業 Ⅲ-ヒトラーの兵器係との交渉 Ⅳ-明るみに出た電機会社 Ⅴ-武器商人と機関砲 Ⅵ-逃げおおせた仕掛人 Ⅶ-失望の連続 Ⅷ-歴史から何を学ぶか

内容説明

ナチス体制下、即座に殺されなかったユダヤ人は死に至る重労働を強制された。この「労働を通した絶滅」の利益を享受したドイツ企業は、戦後どのように犠牲者と向かいあったのか。本書は、補償を拒否するドイツ企業と戦後四半世紀にわたって繰り返された不屈の交渉の記録である。

目次

第1章 最終解決―略史
第2章 アウシュヴィッツの代表企業―I・G・ファルベン
第3章 ヒトラーの兵器係との交渉―クルップ
第4章 明るみに出た電機会社―AEG、ジーメンス、テレフンケン
第5章 武器商人と機関砲―ラインメタル
第6章 逃げおおせた仕掛人―フリック・コンツェルン
第7章 失望の連続―補償を拒否する大企業
第8章 歴史から何を学ぶか―企業の戦後責任
解説(ナチス体制下の強制連行労働者に対するドイツ企業の補償をめぐる最近の論争;ドイツの戦後補償立法とその実行について;日本の補償責任)

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