仏画の鑑賞基礎知識

仏画の鑑賞基礎知識

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  • サイズ B5判/ページ数 264p/高さ 26X19cm
  • 商品コード 9784784301027
  • NDC分類 721.1
  • Cコード C1071

出版社内容情報

【内容紹介】
● 第1章
著者が、国立博物館勤務時代に仏画を直視し、絵画の数ミリ単位を自らのカメラで網羅的に撮影したものを土台
として執筆されたものである。絵の裏から彩色を補う「裏彩色」、箔・切金などの材料、鉄線描などの線描技法など、
絵師たちの様々なテクニックを細密な図解を添えて解説。鑑賞のみならず、実際に描こうとする人にも貴重な手本
である。
● 第2章
手は何本あるか?どんな形をしているか?・・・・・・こうした要素を座標に見立てて、「何の仏画か」を、日頃仏画
になじみの薄い人も、比較的たやすく判断できるようにすることを目的とした。
● 第3章
名前の由来は?仏の発祥はどこか?どの仏像と関連し、どんな利益をもたらすか?など、解りやすく学術的に解いた。
● 第4章
インド・中国を経てもたらされた仏画が、いかなる形で日本人の心に浸透したかを仏教絵画史を中心に解説。

【編集部より】
仏画は確かにむつかしい。例え何を描いたものかがわかっても、どんな意味を持つのか解る本は少ない。
仏画を知り、その心に少しでもたどり着きたい・・・・・・。そんな思いで編集しました。

【著者紹介】
有賀 祥隆(ありが よしたか)
昭和15年 岐阜県に生まれる。東北大学文学部東洋美術史科卒業。文化庁美術工芸課、奈良国立博物館などを経て、東北大学文学部教授。

目次

1 鑑賞のための基礎知識―さまざまな表現技法
2 尊像分類のための基礎知識
3 仏画の内容に関する基礎知識―“ほとけ”の意味・なりたち
4 信仰と仏画表現の変遷を知るための基礎知識

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