国際紛争のメディア学

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国際紛争のメディア学

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784787232571
  • NDC分類 319
  • Cコード C0036

出版社内容情報

繰り返される「戦争とメディア」論が見落としていた「権力の代弁者としてのメディア」の性格をあぶり出し、ヴェトナム戦争以降の限定戦争と「メディア統制=プロパガンダ」の実態を浮き彫りにする。理論と実践を往還して解明する「戦争とメディア」論入門。

はじめに

序 変わらぬものと変わりゆくもの――変化はどこから

第1章 権力の代理人としてのジャーナリスト
 1 最初の新聞、最初のジャーナリストたち
 2 情報と政治の中世
 3 メディア革命、その利用と統制
 4 ジャーナリズムとマスメディアの「分離の崩壊」

第2章

ナショナリズムの台頭とメディア
 1 ナショナルなるものと軌を一にして発展
 2 ナショナル・ニュースエージェンシーと世界分割
 3 情報主権と新世界情報通信秩序
 4 「われわれの戦争」から九・一一、イラク戦争の熱狂へ

第3章 総力戦とメディア
 1 戦争に深く魅入られて
 2 第一次世界大戦の衝撃
 3 権力行使過程としての政治コミュニケーション
 4 総力戦・効果研究パラダイムの成立へ

第4章 限定諸戦争とメディア
 1 分析の枠組みづくりに向けて
 2 アクセス分析
 3 検閲分析
 4 プロパガンダ分析

第5章

総力戦の文化と限定戦争の政治的現実
 1 限定戦争概念のさらなる限定化
 2 グローバル化、CNN効果と「見える戦争」
 3 テクノロジーの進展、軍事革命(RMA)と「見えない戦争」
 4 パブリックリレーションズ技術の政治応用と「見せる戦争」
 5 メディア、権力、オーディエンス

第6章 デジタルメディア革命と戦争、メディア
 1 インターネットと戦時メディア統制、プロパガンダ
 2 インターネットと戦争報道
 3 インターネットがつくりだす情報空間
 4 「信頼に足る瞬間」と「大いなるいま」

第7章 欧州統合の実験とメディア
 1 統合の深化とメディア
 2 統合の拡大とメディア
 3 対米ナショナリズムと停滞、迷走
 4 国家の枠組みを超えた共同体・公共奉仕へ

追記 コソボ戦争取材から
 1 戦火のベオグラードで
 2 メディアに固有の力をたのんで

資料 主要な限定戦争の概要

おわりに

内容説明

繰り返される「戦争とメディア」論が見落としていた「権力の代弁者としてのメディア」の性格をあぶり出し、ジャーナリズムによる政治コミュニケーションの可能性を示唆する。20世紀以降の戦争・紛争の概要や各種年表などの資料も付した「戦争とメディア」論入門。

目次

序 変わらぬものと変わりゆくもの―変化はどこから
第1章 権力の代理人としてのジャーナリスト
第2章 ナショナリズムの台頭とメディア
第3章 総力戦とメディア
第4章 限定諸戦争とメディア
第5章 総力戦の文化と限定戦争の政治的現実
第6章 デジタルメディア革命と戦争、メディア
第7章 欧州統合の実験とメディア
追記 コソボ戦争取材から
資料 主要な限定戦争の概要

著者等紹介

橋本晃[ハシモトアキラ]
1958年、栃木県足利市生まれ。東京大学仏文科卒。アイオワ大学M.A.(ジャーナリズム)。毎日新聞社パリ特派員、北海道大学助教授、オックスフォード大学およびデンマーク・ジャーナリズム大学客員研究員などを経て、東京国際大学国際関係学部助教授。専門はジャーナリズム、マス・コミュニケーション研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。