出版社内容情報
『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』の著者として有名なルイス・キャロルは写真家でもあった。ヴィクトリア朝時代の写真術草創期の状況とアマチュア写真家としてのキャロルの実像を描く第一級の資料。キャロルの代表作も多数収録。
序文
1 写真術・新しい芸術
①万人のための写真術
②ポートレート写真――これまでにない産業
③写真画家
④写真術における指導者たち
2 写真家ルイス・キャロル
①ルイス・キャロルのモデルたち
②子どもたちの撮影
③グラスハウス
④テクニカル・ノート
⑤ルイス・キャロルとジュリア・マーガレット・カメロン
⑥写真協会
⑦修正と着色
⑧空間構成
3 ルイス・キャロルの日記
(1)ルイス・キャロルの写真作品
(2)ルイス・キャロルの写真アルバム
①ルイス・キャロルの写真に収まった著名人たち
(3)写真に関するルイス・キャロルの著作
①「驚くべき写真術」
②「ハイアウォサの写真撮影」
③「淑女の物語」――「『スコットランド』の伝説」の一部
④「写真家の外出」
⑤「写真」
謝辞
年表
原注
訳者あとがき
参考文献
内容説明
少女たちを光の魔術で焼き付けた“アリス”の優しい父親ルイス・キャロル。ヴィクトリア時代、写真術草創期の状況とアマチュア写真家キャロルの実像を描く。
目次
1 写真術・新しい芸術
2 写真家ルイス・キャロル
3 ルイス・キャロルの日記(ルイス・キャロルの写真作品;ルイス・キャロルの写真アルバム;写真に関するルイス・キャロルの著作)