出版社内容情報
ギリシア・ローマ期から現代にいたる西欧建築の規範となる古典主義建築をわかり易く説いた名著。
内容説明
ギリシア・ローマ世界に源をもつ古典主義建築は、どのような性質、どのような使用を受けてきたのか。ローマ時代のウィトルウィウスからアルベルティ、ヴィニョーラ、パラーディオ、ベルニーニ、ロージエを経て現代のコルビュジエに至る西洋建築の流れを、オーダーと柱頭装飾を基に、平明な口調の中に深い学識を秘めて語る。
目次
第1章 古典主義の本質
第2章 古代の文法
第3章 16世紀の語法
第4章 バロックの修辞
第5章 理性と考古学の光
第6章 古典主義から近代へ