手紙の行方―チリ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 333p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860520175
  • NDC分類 296.6
  • Cコード C0095

内容説明

「私は、ほんとうに何も知らない。」初めて綴ったチリ縦断記。山口智子処女作発表!テレビ・ドラマから遠ざかって早7年。復帰待望論が渦巻く中、「世界の果て」で何を思う?南北4000kmを超える南米チリを縦断しながら、したため続けた文、写真、イラスト、そのすべてが本人による初の書き下ろし&撮り下ろし。見知らぬ国で、ひとり最果ての地を目指す、ここにはあなたの知らなかった山口智子の素顔がある。

目次

北の章(カラマ;アタカマ砂漠;カスパーナ)
中央の章(ヴァルパライソ;サンティアゴ)
南の章(テムコ;オソルノ;プエルト・モン)
最南端の章(プンタ・アレーナス;プエルト・ナターレス;パイネ国立公園;プエルト・ウィリアムス)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

195
本のどこにも著者の山口智子さんの紹介がなかったので、googleで検索してみると女優さんだった。なんと、いわゆるタレント本を買ってしまったのかと後悔しかけたが、読んでみるとどうやらゴーストライターでもなく、本人が書いているようであり、内容も悪くはなかった。なにしろ、風景や人に向かう姿勢が素直で真っ直ぐなのだ。ただし、それを文章にするには、言葉と表現力が残念ながら追いつかないのだが。自分自身は語れるのだが、他者が浮かび上がってこないのだ。しかし、チリ紀行は稀少でもあり、この人の新鮮な目で語る姿勢はよかった。2015/03/12

秋 眉雄

16
世界は広いのだということを、世界に出ていって実感として受け止める。美しいものを美しいと、厳しいものを厳しいと、ありがたいものをありがたいと、それを素直に書き記そうとする。すごく真面目なちゃんとした女性だなぁと思いました。感じイイよね。でも自身が撮ったたくさんの素朴でイイ写真、もっと大きく載せたらよかったのになぁ。どれも小さすぎて勿体ないよ。2016/10/13

sattin

4
山口さんの本2冊目。あまりメジャーでないチリという土地がとてもわかりやすく書かれていた。写真も多いし、雰囲気がよくわかりました。2015/11/19

西夏

3
旅行本が好きだ。忙しかったり、お金がなかったり、色々な理由で自分の好きなタイミングで旅行に行けないことがある。それに、なんかちょっと遠くに行きたいような日もある。そんな時、満員電車の中だろうとふと遠くに行けるからだ。本書で訪れたのは、南米。私にとって未踏の地。著者の語り口はどこかポエムチックで馴染めない部分もあるけれど、私に南米の風や太陽の暖かさ、凸凹な道を感じさせてくれた。写真がきれい。2020/02/18

一彩

2
「ひとつの素材を与えられた時,あらゆる角度で究極の味探しに挑戦するのは,日本人ならではの財産・・・・・・」だから,日本の各国の料理は美味・・・日本人好みなのね。2013/08/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/84013
  • ご注意事項

最近チェックした商品