出版社内容情報
政策シンクタンク・構想日本のフォーラムの記録。第3巻では、昔から息長く受け継がれてきた知恵をおさらいし、温故知新で長続きする生き方、世の中のしくみを考える。「海と森の物語」「文化で国を興す」などを収録。
【3巻のおもな内容】
●畠山重篤
自然の森だけでなく、心の中に森をつくらないと、我々海の民は生きていけない。
●川勝平太
伝統や文化などすべての資源を活用し、新しい文明の形成に貢献する使命が日本にはある。
●吉村正
長い間に人間の遺伝子に組み込まれてきたことを元に戻せば、今の医学は要らなくなる。
●田中優子
たとえば行灯の光を体で感じると、日本人古来の感性や能力、文化が見えてくる。
●小泉武夫
日本には発酵の知恵がある。これを活かせば外国から食べ物を買わなくてよい。
●野村万之丞
多様な「寄せ鍋文化」がアジアの強み。この価値観を世界へ発信しよう。
●海と森の物語(川勝平太/畠山重篤)
●産みの知恵、生き方の知恵(田中優子/吉村正)
●江戸に学ぶ発酵の不思議(天野彌一/小泉武夫/田中優子)
●文化で国を興す(野村万之丞/原丈人)
●町の名、土地の名を考える(今尾恵介/松田昭一/三橋浩志/小松俊昭)
●千年持続学のすすめ(近江哲也/澁澤寿一/赤池学)
目次
海と森の物語
産みの知恵、生き方の知恵
江戸に学ぶ発酵の不思議
文化で国を興す
町の名、土地の名を考える
千年持続学のすすめ
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- 和書
- まちづくりのシナリオ