内容説明
進行するEU統合のなかで、欧州各国は、自国の多言語・多文化状況に対応する環境・法整備をせまられてきた。欧州審議会および全欧安保協力機構で策定された言語的少数者関連の憲章・条約・勧告、ならびに主要14カ国における言語関連法規を解説とともに紹介し、ヨーロッパにおける多言語主義の現在を見る。
目次
第1編 国際法(欧州審議会;全欧安保協力機構)
第2編 各国の言語関連法規(イギリス;スペイン;アンドラ;フランス;ベルギー ほか)
著者等紹介
渋谷謙次郎[シブヤケンジロウ]
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。神戸大学大学院法学研究科助教授。専門はロシア法、比較法、多文化・多言語主義の法理論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。