内容説明
本書は主に「教育心理学」の授業における教科書として使用する目的で企画したものである。教職科目としての教育心理学関係の科目、例えば「教育心理学」「教育方法論」「生徒指導論」「教育相談論」等の内容も盛り込んでいる。教育心理学の基礎的知識を幅広くわかりやすく伝え、最近の知見も取り入れた。
目次
1 育ちのすがた(発達と教育;知性の発達 ほか)
2 学びを深める(学習の動機づけ;知識と理解 ほか)
3 心をつなぐ(児童・生徒の友人関係;教師による生徒理解 ほか)
4 将来をみつめて(パーソナリティの理解;生徒の精神的健康 ほか)
著者等紹介
速水敏彦[ハヤミズトシヒコ]
1947年生まれ。専攻:教育心理学。現職:名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授。主著に動機づけの発達心理学(共著)1995有斐閣。自己形成の心理―自律的動機づけ1998金子書房。人間発達と心理学(共編著)2000金子書房。人間行動の心理学(共著)2000ナカニシヤ出版
吉田俊和[ヨシダトシカズ]
1949年生まれ。専攻:社会心理学・教育心理学。現職:名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授。主著に対人関係の社会心理学(共著)1996福村出版。社会心理学―個人と集団の理解―(共編著)1999ナカニシヤ出版。社会心理学キーワード(共著)2001有斐閣
伊藤康児[イトウコウジ]
1953年生まれ。専攻:学習心理学。現職:名城大学教職課程部教授。主著に学習の輪―アメリカの協同学習入門―(共訳)1998二瓶社。認知心理学からみた授業過程の理解(共著)1999北大路書房。発達と学習の心理学(共著)2000福村出版
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