内容説明
著者は、本書を我々が実際に生活しているコミュニケーション過程および社会的過程の解釈として執筆したかった。なぜなら、研究記述そのものが我々の日々の生活での個人的な経験の不完全な解釈となっているからである。それゆえ、著者の目的は、生活の中で重要な要素をいくつか扱うことによって、これまでになかった役に立つ入門テキストをもたらすことである。
目次
1章 人間関係をコンテキストとしてみる意義…その逆も
2章 社会的情動―コミュニケーションと他者についての感情
3章 長期にわたる関係の相互作用と日常生活
4章 親族との関係―家族と社会化
5章 見ず知らずの人、知人、友人に影響を及ぼす
6章 人間関係が証人席を占める
7章 友人からの少しのヘルプで…、健康なままいる
8章 あとがき―今後注目すべきいくつかのトピック、そして図書館をうまく使うためのいくつかの助言
著者等紹介
和田実[ワダミノル]
名城大学教職課程部助教授、博士(心理学)。主な研究テーマに非言語的コミュニケーション、親しい人間関係
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