内容説明
バブル経済崩壊とデジタル化の影響によって日本の出版産業は、いま大きく変わりつつある。その実情の客観的把握が緊急に必要とされており、本書ではここ10年の出版統計を印刷・製本・資材などの関連産業を含めて分析することで、総合的な見地から出版業の長期動向を俯瞰した。
目次
第1部 統計に見る出版環境の変化
第2部 出版環境の業種内変化とその展望(出版社;印刷業;製本業;製紙業;出版流通業;図書館)
第3部 出版社における人的・技術的変化とその問題点(書籍編集―企画立案を中心に;雑誌編集;原稿編集・製作・校正と職能の変化;デザイナー―コンピュータ化によるデザイン作業の変化;編集プロダクション;フリーランサー)