内容説明
天気・太陽・月・クリスマスにまつわる８０の妖精が大集合。妖精のすべてがわかる大図鑑。シンデレラや、眠れる森の美女、クリスマスの妖精の秘密もわかる。北欧神話、ケルト民話などで、ヨーロッパの文化に深く根づいている妖精たち。妖精の謎だった、背丈、すみか、生活、行動、エピソードなどがわかる絵本。
目次
空の妖精と、天気の妖精（トンステール；雷雨、雨、雪、風の妖精；ベルシュタ ほか）
家の妖精（ボギービースト；オル・フェイム・ルイユ（眠りの妖精）
子ども部屋のボギーたち ほか）
世界の真ん中に住む黄金の妖精たち（ゴッドマザー ミール、モワール、パルカ、ノルム；バンシー；糸を紡ぐ妖精 石の夫人 ほか）
著者等紹介
デュボア，ピエール［デュボア，ピエール］［Ｄｕｂｏｉｓ，Ｐｉｅｒｒｅ］
１９４５年、フランス北東部のベルギー国境に近いアルデンヌ地方に生まれる。妖精界についてのスペシャリストであり、数々の著作を出版している。マンガのシナリオライター、テレビ映画の製作者、テレビ番組の文芸評論家としても活躍
サバティエ，ロラン［サバティエ，ロラン］［Ｓａｂａｔｉｅｒ，Ｒｏｌａｎｄ］
１９４２年、フランスの中部に生まれる。１９６２年よりイラストレーターとして活躍
つじかおり［ツジカオリ］
明治大学文学部フランス文学専攻卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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もとせ
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74頁【石の婦人―昔々、糸を紡ぐ妖精たちが大きな石の糸巻き棒を建てた。誰にもその訳は解らなかったが、『ガルガンチュア年代記』や、他の多くの伝説や言い伝えによると、妖精たちが石を建てたのは次のような理由からだ。―糸を紡いでいる場所を知らせるために。そして糸の紡ぎ方を習いに来る若い見習の娘たちを呼ぶために。踊りの輪を作るために。サロンを開くために。妖精の墓を作るために。時々気まぐれにピクニックをした時、昼寝をする場所として（略）石の糸巻き棒は、いつまでも尽きることのない物語のボビンに糸を巻きつけているのだ。】2013/05/05
