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内容説明
いま必要なのは、その内面から語られる『知恵のある本』。アジアを解くために、３８の質問に答える―知的興奮を呼ぶ異色の顔合わせ。アジアの人々の目の高さで捉えた「世界の中のアジア、アジアの中の日本」。「アジアは一つ」は本当か。遊牧民族の「炉辺の幸福」とは。曼茶羅のエロチシズムとアジアの人間の祈りとの関係は。平山画伯はなぜ原爆の絵を一枚しか描かないのか。韓国はどうしてああも日本を憎むのか。日本の常識がアジアの非常識、アジアの常識が日本の非常識というのは。―などなど誰もが知りたい３８の質問に答える待望の書。
目次
１ アジアとは何か
２ アジアの祈り
３ 日本人のアイデンティティ
４ 世界の中のアジア、アジアの中の日本
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
13km
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日本は他国から多くのことを要求されている。この本に書いてあるのはそういうことに感じる。外国に災害があったので金や物資を送り、金額が少なければ「金持ちのくせにこれっぽちか」と言われ、多ければ自慢と受けとられるという事態。日本と他国との宗教観の違いをベースにした話が多いので日本の無宗教さを批判する形で話は進むが、他国に比べて犯罪が少ない日本はむしろ誉められてもいいのではないかと思う。2012/10/22
