岩波新書<br> 親鸞をよむ

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岩波新書
親鸞をよむ

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  • サイズ 新書判/ページ数 215p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004310969
  • NDC分類 188.72
  • Cコード C0215

内容説明

今、あらためて親鸞をよむ。頭で「読む」のではなく、からだで「よむ」。それは、描かれたその面がまえから、残された筆跡、歩いた道筋から、そして主著『教行信証』や“和讃”の言葉から親鸞の息づかいを感じとり、その苦悩にふれる営みである。加えて妻・恵信尼の自筆文書を新たな視角で読み解き、親鸞九十年の生涯の到達点に迫る。

目次

序章 ひとりで立つ親鸞
第1章 歩く親鸞、書く親鸞―ブッダとともに
第2章 町のなか、村のなかの親鸞―道元とともに
第3章 海にむかう親鸞―日蓮とともに
第4章 弟子の目に映った親鸞―唯円と清沢満之
第5章 カミについて考える親鸞―神祗不拝
第6章 親鸞をよむ―日本思想史のもっとも戦慄すべき瞬間
第7章 恵信尼にきく―日本思想史の背後に隠されていた「あま・ゑしん」の素顔

著者等紹介

山折哲雄[ヤマオリテツオ]
1931年生まれ、岩手県出身。東北大学卒業。国立歴史民俗博物館教授、国際日本文化センター教授、同所長などを歴任。宗教学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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