目次
第１章 二一世紀は「文化の世紀」
第２章 様々な文化遺産を守る
第３章 世界遺産条約の誕生
第４章 世界遺産への登録手順
第５章 世界遺産条約体制の推移
第６章 今後の課題１・種々の脅威から、どう保護するか
第７章 今後の課題２・世界遺産の地理的拡大と多様化の行方
著者等紹介
松浦晃一郎［マツウラコウイチロウ］
１９３７年山口県佐波郡島地村（現・山口市徳地町）生まれ、５９年東京大学法学部を中退、外務省入省。６１年米国ハヴァフォード大学経済学部卒。経済協力局長、北米局長、外務審議官（先進国サミットのシェルパを兼ねる）を経て９４年より駐仏大使。９８～９９年世界遺産委員会議長を務める。９９年１１月アジアから最初のユネスコ事務局長（第８代）に就任。２００５年に再任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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スプリント
6
世界遺産を制定する組織の成り立ちから現在の問題点まで現場に関わってきた人ならでは話が盛り沢山で面白かったです。世界遺産の写真も数多く掲載されています。2015/05/31
shigoro
4
祝！小笠原諸島。ってことで読んでみたが、まもなく世界遺産が1000個に到達する。普遍的に重要な遺産は、だいたいが登録済みになってきている。発掘して登録するよりも、登録されたモノに対しての保護・保存・整備の方に重点が置かれるようになって来そうだな。劣化や災害・人為的破壊などに対して、どう守って、未来へ残していくのかを考えさせられた。 2011/07/07
さなぎ
2
個人的にはアンドレ・マルローと平山郁夫さんにとても興味をひかれる内容だった。アイスランドの世界遺産についてはNHKの『世界の小さな国』で知ってはいたのだが、詳しい経緯を知ってほうとなった。法隆寺の定期的な修復作業の下りではドキュメンタリー映画『鬼に訊け』を見たくてたまらなくなる。観光資源として注目を浴びるのは結構なことだが、消費対象ではなく守って次世代に伝えゆくものだということを見る側に教えなくてはならないのだと再認識。教えるまでもないと思っていたことだっただけに、モラルなき人の落書きには憤りを感じた。2012/08/11
いぼっち
2
今後は無形文化遺産保護の課題ですか。難しいよな。2010/02/10
みい⇔みさまる＠この世の悪であれ
2
○…ちょっとした世界遺産に関するあまり知られていないことを知ることが出来てよかったです。2009/09/03
