内容説明
なぜ蛾の姿なのか?あの歌の意味はなにか?ゴジラとどこが違うのか?多くの謎が、いま解き明かされる。
目次
プロローグ―モスラの飛んだ日
三人の原作者たち
モスラはなぜ蛾なのか
主人公はいったい誰か
インファント島と南方幻想
モスラ神話と安保条約
見世物にされた小美人と悪徳興行師
『モスラ』とインドネシア
小河内ダムから出現したわけ
国会議事堂か、東京タワーか
同盟国を襲うモスラ
平和主義と大阪万博
後継者としての王蟲
著者等紹介
小野俊太郎[オノシュンタロウ]
1959年札幌生まれ。文芸評論家。文化現象としての映画や文学の関連を考えている。成城大学大学院博士後期課程単位取得中退。成蹊大学などで教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。