出版社内容情報
最年少世界2冠達成はいかになされたか。日々のトレーニング法からコミュニケーション術に至る秘訣をすべて披露。ユニークな子育て論名王者ナルバエスから、驚異の左フックカウンターでダウンを奪った時、評論家も観客も「あれは天性のタイミング、練習して身につくものではない」とこぞって称えました。ところがトレーナーである著者は、「あれは練習で身につけたもの」といいます。「できるまでやる、何度でも何度でも」。その繰り返しの精華が、あの素晴らしいパンチだったのです。
ボクシングで最も大事なのは「打たせないで打つ」こと。この基本をいかにして身につけさせるか。どの分野でもそうですが、基本の大事さは変わりません。しかし、それを実行するのがむずかしいのも、どの分野にあっても同じこと。著者はさまざまなユニークなトレーニングを考案し、子どもたちを「楽しく、かつしんどく」鍛え上げて行きます。子どもは親とは別人格、決して無理強いはしませんし、汚い言葉で叱責することもありません。仮に試合に負けたとしても、練習にベストを尽くした結果であれば、その結果としての敗戦を親子で受け入れ、新たな課題克服へと再びチャレンジするのです。
本書は優れたコミュニケーターである著者が、いかにして2人の息子をチャンピオンに育て上げたのか、その秘密を余すところなく語るものです。ボクシングファンだけではなく、ユニークな子育て論、親子関係の参考書として、世の親御さんたちにぜひとも読んで頂きたい1冊です。
はじめに
第1章 決戦前夜
第2章 生活のなかに自然とボクシングが組み込まれている
第3章 基礎が大事。近道はない
第4章 ベストを尽くせるように環境を整えるのが親の役割
第5章 どんな挑戦も受けて立つ。わくわくする相手とやりたい
井上尚弥、拓真兄弟対談(ときどきお父さん)
目の前のことにただただ必死になっていた──井上美穂
あとがき
井上 真吾[イノウエ シンゴ]
著・文・その他
内容説明
できるまでやる、何度でも、何度でも。井上尚弥最年少世界2階級制覇はいかになされたか。日々のトレーニング法からコミュニケーション術に至る秘訣をすべて披露。ユニークな子育て論!井上兄弟による特別対談も掲載。
目次
第1章 決戦前夜
第2章 生活のなかに自然とボクシングが組み込まれている
第3章 基礎が大事。近道はない
第4章 ベストを尽くせるように環境を整えるのが親の役割
第5章 どんな挑戦も受けて立つ。わくわくする相手とやりたい
井上尚弥、拓真兄弟対談(ときどきお父さん)
著者等紹介
井上真吾[イノウエシンゴ]
1971年8月24日、神奈川県座間市生まれ。中学卒業後、塗装業の世界に入り、二〇歳で結婚を機に独立、明成塗装を設立し社長となる。ボクシング歴はアマチュア二戦二勝。長男尚弥が小学一年生、次男拓真が幼稚園児の時に二人にボクシングの手ほどきをし、兄、尚弥をWBC世界ライトフライ級とWBO世界スーパーフライ級のチャンピオンに、弟、拓真を東洋太平洋スーパーフライ級チャンピオンに育てる。尚弥の二一歳での世界二階級制覇は日本人最短記録。現在、大橋ボクシングジムで二人のトレーナーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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