出版社内容情報
俳句も川柳も同じ17音の文芸。季語や切字の有無では区別できない。それぞれの歴史を辿り、本質的な違いを探る。俳句も川柳も、同じ十七音の文芸。季語や切字の有無だけでは区別がつかない。「風景を詠むと俳句、笑いを詠むと川柳」なのか。しかし、笑いを詠む俳句もあれば、風景を詠む川柳もある。本書では、まず連歌の発句・平句、狂句、前句付など、俳句と川柳のルーツを探る。また、新旧の名句を鑑賞し、また俳人や川柳作家の創作観を紹介しながら、それぞれの本質を探る。鑑賞にも創作にも必読の書。
第一章 十七音の文芸
第二章 俳句に必要な「笑い」とは
第三章 川柳のルーツを探る
第四章 発句・川柳句合競演
第五章 子規の俳句革新と川柳観
第六章 久良岐と剣花坊の川柳革新
第七章 川柳作者の見た俳句
第八章 「切れ」とは何か
復本 一郎[フクモト イチロウ]
著・文・その他
内容説明
俳句も川柳も、ともに十七音の文芸。季語や切字の有無だけでは区別がつかない。「風景を詠むと俳句、笑いを詠むと川柳」なのか。しかし、笑いを詠む俳句もあれば、風景を詠む川柳もある。連歌の発句・平句、狂句、前句付など、俳句と川柳のルーツを探り、新旧の名句を鑑賞し、また俳人や川柳作家の創作観を紹介、それぞれの本質を探り境界線を問う。
目次
第1章 十七音の文芸
第2章 俳句に必要な「笑い」とは
第3章 川柳のルーツを探る
第4章 発句・川柳句合競演
第5章 子規の俳句革新と川柳観
第6章 久良岐と剣花坊の川柳革新
第7章 川柳作者の見た俳句
第8章 「切れ」とは何か
著者等紹介
復本一郎[フクモトイチロウ]
1943年愛媛県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。専門は、近世・近代俳論史。静岡大学人文学部教授を経て、神奈川大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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