新潮文庫
大江戸食べもの歳時記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 219p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101389912
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0121

出版社内容情報

天ぷら、鰻、鮨、どんぶり物──。江戸っ子はこんなにうまいものを食べていた!? 世界から注目を浴びる和食文化のルーツに迫る。

天ぷら、すし、鰻の蒲焼き──。現代人の大好物はすべて江戸時代にルーツがあり、さらにうまいものを食べていた!? 醤油や酢といった和食の基本を普及させ、上方や外国からの食文化を貪欲に取り入れ、料理本の出版が相次ぐという食への飽くなき探究心。弁当を持って花見に出かけ、水菓子で涼をとるなど、食とともに季節を味わう粋な心。世界から注目を浴びる和食ブームの秘密に迫る。

内容説明

天ぷら、鮨、鰻の蒲焼き―。現代人の大好物はすべて江戸時代にルーツがあり、さらにうまいものを食べていた?!醤油や酢といった和食の基本を普及させ、上方や外国からの食文化を貪欲に取り入れ、料理本の出版が相次ぐという食への飽くなき探究心。弁当を持って花見に出かけ、水菓子で涼をとるなど、食とともに季節を味わう粋な心。世界から注目を浴びる和食ブームの秘密に迫る。

目次

1 江戸の食・事情(武家の食卓、庶民の食卓;大名行列と殿さまの道中食事風景;いまよりおいしいご飯を食べていた;江戸のご飯の食べ方;雑穀と江戸時代 ほか)
2 江戸の食・歳時記(春;夏;秋;冬)

著者等紹介

永山久夫[ナガヤマヒサオ]
1934(昭和9)年、福島県生れ。食文化史研究家。食文化研究所、綜合長寿食研究所所長。西武文理大学客員教授。古代から明治時代までの食事復元研究の第一人者。長寿食や伝統的な和食の研究者でもあり、長寿村の食生活を長年研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ううち

11
お豆腐やしじみが売りに来てくれるシステムはいいなと思います。豆腐やたまごの料理本は面白そう。今より不便なはずの江戸の時代が、今よりとても豊かな食生活を送っていたのだなと思いました。2014/06/08

ZACC2

3
いやー、おいしそう。腹減った。 食欲の秋、到来。2013/09/06

はりねずみ

3
江戸の庶民の暮らしがよくわかった。俳句を引用し、調理法や食べ方などを解説しており、目の前にその光景が広がるよう。江戸時代って、本当に平和で豊かで、大衆も文化的な生活を謳歌していたんだなぁとしみじみ。化学調味料に頼らない江戸の食を味わってみたい。2013/07/26

まこ

3
今私達が食べてる「日本食」の大半は江戸時代に作られたもの。当時のレシピとか結構忠実に再現できそうだ。江戸時代の江戸湾では魚が豊富に取れてたのも食事の発展につながったんだけど、今の東京湾で同じことは・・・・無理かな2013/06/08

getsuki

2
現代にも通ずる食が生まれた江戸時代。考え方によってはコンビニよりも便利な煮売り屋、格安な屋台から高騰する初物ビジネス?まであり、面白い。今のような栄養学も無い時代に理にかなった食事方法を編み出した先人には、頭が下がります。2015/02/08

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