新潮文庫
ユダヤ警官同盟〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784102036112
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞三冠制覇! とてつもないミステリ、上陸。最果ての地で繰り広げられる刑事たちのハードボイルド・ワンダーランド。世界的ベストセラー、ついに邦訳。

安ホテルでヤク中が殺された。傍らにチェス盤。後頭部に一発。プロか。時は2007年、アラスカ・シトカ特別区。流浪のユダヤ人が築いたその地は2ヶ月後に米国への返還を控え、警察もやる気がない。だが、酒浸りの日々を送る殺人課刑事ランツマンはチェス盤の謎に興味を引かれ、捜査を開始する――。ピューリッツァー賞受賞作家による刑事たちのハードボイルド・ワンダーランド、開幕!

内容説明

安ホテルでヤク中が殺された。傍らにチェス盤。後頭部に一発。プロか。時は2007年、アラスカ・シトカ特別区。流浪のユダヤ人が築いたその地は2ヶ月後に米国への返還を控え、警察もやる気がない。だが、酒浸りの日々を送る殺人課刑事ランツマンはチェス盤の謎に興味を引かれ、捜査を開始する―。ピューリッツァー賞受賞作家による刑事たちのハードボイルド・ワンダーランド、開幕。ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞三冠制覇。

著者等紹介

シェイボン,マイケル[シェイボン,マイケル][Chabon,Michael]
1963年ワシントンDC生れ。現代アメリカ文学シーンで最も期待されている作家の一人。’88年、25歳でデビュー作『ピッツバーグの秘密の夏』を発表、絶賛を浴びた。以後コンスタントに作品を刊行、’99年にはO・ヘンリ賞を受賞、2000年の『カヴァリエ&クレイの驚くべき冒険』ではピューリッツァー賞(小説部門)を受賞している。’07年の『ユダヤ警官同盟』ではヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞の“トリプル・クラウン”を制した

黒原敏行[クロハラトシユキ]
1957年生れ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

58
世界観が入って来ず二度目のタップアウト・・・三度目の正直はあるのか?2020/09/08

キムチ27

50
上巻だけでリタイア決定。だめ、こういったパラレルワールドチックなハードボイルドは。何らかの救いがある、エセでもいいヒューマニズムが微塵もない。世界改変作品っていうジャンル、これも私の苦手。if無き歴史に、そう言ったロマンを設定する意義や好奇心が私には生まれつき備わっていない・・イスラエルでなく アラスカ シトカの地にユダヤ人の国を作った‥は想定できてもランツマンと言い元妻ビープと言い、キャラ的に魅力ゼロ。起きた事件~薄汚い安ホテルの一室、薬中の問題山積み男。この設定は北欧モノにもアルアル乍ら、解明し2022/06/20

ehirano1

36
タイトルに惹かれるも、入り込めず・・・残念。またいつの日か。2015/05/25

ベル@bell-zou

31
"そしてみんな、笊で海に乗りだした。-エドワード・リア"。『ジャンブリーズ』だ。小説の冒頭によくある他の作品の一節が珍しくそれと分かった嬉しさも束の間、読み進める物語の何と暗いことか。タイトルから舞台はドイツと思い込んでいたが、ここは2008年アラスカ州に復帰間近のシトカ特別区。欧州から逃れてきたユダヤ難民たちが間もなく再び住処を失う現実とユダヤ教徒内の複雑な派閥が重苦しく絡み合う。ユダヤ教徒の派閥とシトカ特別区の歴史の関わりを理解するまでが難儀だったがなんとかクリア。後半読み易くなった。下巻へ続く。2021/10/10

Small World

31
初めてのマイケル・シェイボン、どういう話かよくわからないまま読み始めましたが、上巻を読み上げても、よくわからないままだったりしますw。エンタメ成分はあまり感じられず、どちらかと言うと純文学よりの印象です。いい意味で裏切られることを期待しながら下巻に進みます。2019/02/13

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