新潮文庫
6日目の未来

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  • サイズ 文庫判/ページ数 426p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102182710
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

パソコン上に現れた「15年後の自分」。未来を変えたいエマと夢を壊されたくないジョシュ。すれ違いの果てにたどり着いた結論とは。

もしも1996年にフェイスブックがあったなら……。そしてそこに「15年後の自分」が書かれていたら……。不思議なサイトが映し出す最悪な結婚生活を知って、未来を書き換えようとするエマと、高校一の美少女との甘い将来を壊されたくないジョシュ。すれ違いの果てに、現実世界の二人が見つけた恋。90年代のヒット曲と共に綴られるフェイスブック版「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。

内容説明

もしも1996年にフェイスブックがあったなら…。そしてそこに「15年後の自分」が書かれていたら…。不思議なサイトが映し出す最悪な結婚生活を知って、未来を書き換えようとするエマと、高校一の美少女との甘い将来を壊されたくないジョシュ。すれ違いの果てに、現実世界の二人が見つけた恋。90年代のヒット曲と共に綴られるフェイスブック版「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。

著者等紹介

アッシャー,ジェイ[アッシャー,ジェイ][Asher,Jay]
デビュー作『13の理由』(邦訳は講談社)は、ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストに一年以上載り、アメリカだけでも100万部を超える大ヒット作となった。30カ国で翻訳出版されている

マックラー,キャロリン[マックラー,キャロリン][Mackler,Carolyn]
“The Earth,My Butt,and Other Big Round Things”で優れたヤングアダルト作品に与えられるプリンツ賞(米国図書館協会主催)を受賞。作品は15カ国以上で翻訳出版されている

野口やよい[ノグチヤヨイ]
1966年生れ。時事通信、AFP通信記者を経て、翻訳家・フリージャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あたびー

37
ジュヴナイル。1996年米国。高校生エマとジョシュは1学年違いの幼なじみ。ジョシュはエマに振られている。2人交互の一人称で話が進む。初めてPCを手に入れたエマは立ち上げの後奇妙な画面に気がつく。「フェイスブック」だった。もちろんなんのことか分からないが、そこには15年後の自分の暮らしが綴られていた。エマはジョシュに相談し、2人は15年後の自分の姿に翻弄されることになる。バタフライ・エフェクトで刻々と変わる未来。ネット使うと電話使えなくなるなつかし90年代です。2022/10/16

caramel

25
Facebookを使ったSFだけど、SFっぽくなりすぎず、ほぼ青春小説って感じが良かったです。内容も凄く理解しやすかったし、共感も出来てキャラクターもみんないい個性出ててイメージしやすく面白かった。映画観てるみたいだった。エマたちの友達関係も日本のドラマの「プロポーズ大作戦」の主人公達みたいな友情が感じられて和みます。こういう作品もっと読んでみたい。2021/09/04

積読本消化中

13
1996年当時のブラウザ(Netscape3かInternet Explorer3だと思うけどhttp://www.evolutionoftheweb.com/?hl=ja)で、現在のFacebookをちゃんと表示できるのかという疑問を除けば、それなりに面白い青春小説。Windows95、AOL、モデムでアクセス、迷路のスクリーンセーバー、ネットしてると電話が使えない、とか懐かしさいっぱい。 いま自分のFacebookはほぼ放置だけど、15年前の自分が見てくれてるならもうちょっとなにか書こうかなと思った2014/04/20

3月うさぎ

11
久しぶりに、面白い本を読めた!と感激♪1996年のネット事情って、こうだった!と、懐かしさから始まり、未来を変えたい主人公のひたむきさに、入れ込んでしまう。あの頃、フェイスブックなんて想像できたでしょうか?2013/04/20

ヴィオラ

11
特にどうって事のない話と言われると、反論のしようもないんですが(>▽<;ネット黎明期を多少なりとも体感してきた世代としては、「確かに、何百人と友達がいて、プライベートな出来事を堂々と公開しちゃう世界って、想像できなかったよなぁ…」とか思いますね。FACEBOOKでつながっているかどうかっていう部分だけで、主人公が一喜一憂しちゃうあたりは、イマドキな感覚なのかな?とか思いました。なかなか楽しく読めた…けど、「隣に住んでる幼馴染の女の子」ってのは、やっぱり破壊力あるなぁ…(;-_-)2013/01/16

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