真空国会―福田「漂流政権」の深層

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  • サイズ B6判/ページ数 382p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103390107
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「官邸主導」安倍から、「官僚跋扈」福田へ。そして、国会は停止した――。前代未聞の政権放り投げにより急遽、誕生した福田内閣。その前途に待ち受けていた、テロ特措法を巡る混乱、大連立騒動、「ガソリン税」与野党攻防の裏側とは……。迫真の政治ドキュメント。

内容説明

2007年9月。突如、政権を放り投げた安倍晋三。その後を継いだ福田康夫に待ち受けていたのは、未曾有の困難だった。テロ特措法を巡る与野党の駆け引き、小沢・民主党との間に持ち上がった大連立構想による混乱、そして泥沼化したガソリン税攻防…。機能不全に至った、福田政権の深淵を検証する。

目次

第1章 安倍政権の失速(気負い;人事の失敗;政と官;公明の不信;不運)
第2章 参院選ショック(地殻変動;小沢の勝負;与党惨敗;退陣表明)
第3章 福田政権の誕生(変化;06年擁立劇;主流派思考;麻生の悲哀;福田総裁選出;福田イズム)
第4章 ねじれ国会の迷走(にらみ合い;新テロ対策法案提出へ;守屋問題;大連立構想;「額賀喚問」の教訓;越年国会へ)
第5章 衆院選前夜(決戦の年;攻防再開;新テロ特措法成立;臨時国会閉会;党大会;通常国会召集;福田外交;ガソリン攻防;日銀総裁人事;社会保障と消費税改革;探り合い)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mr.deep

2
一度政権交代を挟んでリセットできたとは言え、よくこの惨状から自民党一強時代を再構築できたなと2020/11/08

ななっち

1
ねじれ国会の始まりはここからだったなーと、懐かしさを感じながら読みました。2012/02/11

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