出版社内容情報
世界人口の約六割を抱え、広大な面積を占めるアジア。本書は、各国史の寄せ集めではなく、アジアの歴史を一体的にとらえる試みである。土着国家の盛衰と十三世紀のモンゴル帝国誕生から説き起こす。欧米による植民地化、日本の占領統治、第二次世界大戦後の独立と経済発展、そして「アジア共同体」の摸索まで。アジア域内の交流と、欧米など外部勢力との相互作用とに着目しながら、アジアとは何かを探る。
内容説明
世界人口の約六割を抱え、広大な面積を占めるアジア。本書はそのアジアの歴史を、各国史ではなく一体のものとしてとらえる。各地の土着国家の盛衰と十三世紀のモンゴル帝国の誕生から説き起こし、欧米による植民地化、日本の占領統治の影響、第二次世界大戦後の独立と経済発展、そして「アジア共同体」の模索まで。アジア域内の交流と、欧米など外部勢力との相互作用の双方に着目しながら、「アジアとは何か」を探る。
目次
序章 アジアの原型
第1章 モンゴル帝国―世界史の誕生
第2章 ヨーロッパ勢力の衝撃―アジアの大変容
第3章 近代日本のアジア支配
第4章 独立・戦争・混乱―アメリカの軍事関与
第5章 経済開発・民主化・アジア共同体―アメリカとの連携の下で
終章 アジアとは何か
著者等紹介
岩崎育夫[イワサキイクオ]
1949年(昭和24年)、長野県に生まれる。立教大学文学部卒業。アジア経済研究所地域研究第一部主任調査研究員、拓殖大学国際学部教授などを歴任。アジア研究者。専門は東アジア・東南アジアの政治発展論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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佐島楓
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