目次
第1部 グローバリゼーションと日本社会(現代日本の外国人労働者政策・再考;グローバリゼーション時代の教育と市民権;「人種差別主義」とはなにか)
第2部 教育におけるエスニシティへの対応―国際比較(公教育における多文化教育の展開;多文化教育における「公正な教育方法」再考;マイノリティー・グループと学校文化)
第3部 日本のエスニックグループ(民族という不自由;沖縄のアメラジアン;在日日経ブラジル人ティーンエイジャーの「抵抗」;中国出身生徒の進路規定要因)
第4部 学校文化とエスニシティ(ニューカマーの子どもの学校教育;ニューカマー受け入れ校における学校文化「境界枠」の変容;日本人におけるマイノリティの文化的諸条件;日本の学校とエスニック学校)
第5部 変革の可能性(人権を重視する受け入れ体制;支援‐被支援関係の転換;教育社会学における「臨床」の可能性)
著者等紹介
志水宏吉[シミズコウキチ]
1959年、兵庫県西宮市生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了(教育学博士)。東京大学教育学部助教授を経て、大阪大学大学院人間科学研究科教授。専攻は教育社会学・学校臨床学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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