出版社内容情報
社会学の理論と方法を追求してきた著者の知の軌跡。ソーシャル・ネットワーク、ライフコース、ジェンダーの視点から社会を読み解く。
内容説明
社会学の理論と方法を一貫して追求してきた著者の知の軌跡を追う。ソーシャル・ネットワーク、ライフコース、ジェンダーの3つの視点から社会を読み解く。
目次
家族社会学の理論構築に向けて
現代家族の社会的ネットワーク―パス解析の応用
家族ネットワーク・家族周期・社会変動―5家族反復調査をもとに
所与と選択の社会的資源―ソーシャル・ネットワーク
社会的環境としてのソーシャル・ネットワーク
個人・家族と官僚制
都市家族の社会的ネットワーク―二次分析による考察
母親と子どもの社会的ネットワーク
均等法第一世代のキャリア形成とネットワーク
ライフコース―社会学の視点
戦争と日本人のライフコース―終戦のとき国民学校6年生だった
家族理論におけるジェンダーとパワー
家族の個人化―家族変動のパラダイム探求
転換期にある日本の家族―近代家族から家族の個人化へ
ジェンダーと家族変動
日本の家族の「近代性」―変化の収斂と多様化のゆくえ
著者等紹介
目黒依子[メグロヨリコ]
1938年高知市に生まれる。1974年ケイス・ウエスタン・リザーブ大学大学院社会学専攻博士課程修了(社会学博士)。上智大学総合人間科学部社会学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。