ワルツを踊ろう

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ワルツを踊ろう

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  • サイズ B6判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344031692
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

20年ぶりに帰郷した了衛を迎えたのは、閉鎖的な村人たちの好奇の目だった。愛するワルツの名曲“美しく青きドナウ”を通じ、荒廃した村を立て直そうとするが、了衛の身辺で、不審な出来事が起こりはじめ…。

著者等紹介

中山七里[ナカヤマシチリ]
1961年岐阜県生まれ。2009年『さよならドビュッシー』で第8回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞。圧倒的なリーダビリティとラストの意外性で話題に。同作は映画化もされベストセラーとなる。また、『贖罪の奏鳴曲』はWOWOWで連続ドラマ化された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

618
山口連続放火殺人事件と津山事件をちゃんぽんしたような内容。まさかそのまんまじゃないだろうな?と思っていたらそのまんまだった。前半の主人公の行動が頭悪すぎてなんか…。村人が感じ悪く描かれているが、登場人物で一番胸糞悪かったのは、実はチョイ役の市役所の職業紹介の人。たぶんこうなるんだろうなという展開がほぼ的中で、著者の真骨頂ではなかったみたい。ラストに関しては、どうも他作品との関連があるようで、読んでいたら驚けるのだろうか。そこは少し気になるところ。ただ、どの作品が関連なのかわからない。2017/10/08

ダイ@2019.11.2~一時休止

196
帯にあるようにある意味、最狂・最悪なお話。終盤はデビュー作みたいなグロの展開。ラストはそういえばそういう伏線あったねっていうのもありますが(これがどんでん返し?)犯人?は予想通り。2017/10/28

だんじろー

189
今作の中山さん、思いっきりはっちゃけてますねえ。それはもう、気持ちいいくらい。ミステリ好きなら結末はある程度予測できますが、その中でも最悪に近い流れでした。映画〇〇〇の一場面を思い出させるような殺戮シーン、強烈です。エンタメなので舞台設定は相当デフォルメされてますが、過去に実際に起こった事件を嫌でも思い起こさせます。限界集落・孤独死・村八分・先の見えない貧困などなど。現代社会の暗部が赤裸々に描かれた問題作です。2017/12/19

utinopoti27

183
物語の舞台は東京のはずれに位置する限界集落。リストラにあい、住む所をなくした主人公が夢破れて帰ってきます。ただし、住民はみな曲者ぞろい。疎外感満載の環境にあって、最初は地域おこしに情熱を燃やす主人公ですが、挫折の連続に精神が追いつめられていく様も、まぁ理解の範疇ではあるけれど・・。重いテーマを扱う社会派ミステリを続けて発表してきた中山さんにしては、今回思い切った収束を持ってきたなあと。得意のどんでん返しを含め、本作はどうやら空振りだったかもしれませんね。まあたまにはご愛敬ってことで、次頑張りましょう(笑)2018/04/03

いつでも母さん

178
中山七里だもの、帯の煽りに乗っかって、一気にのめり込む。あああ・・こ、こう来ましたか~!しばらくは『美しく青きドナウ』は聴きたくない。この閉鎖的かつズケズケと土足で踏み込む村人が嫌だ。その中で根付こうともがく了衛の姿にも違和感があって、どんどんイライラが募り怒りで爆発しそうだ。優しそうな顔で相手の懐に入って懐柔するしたたかさは持ち合わせてはいないか?皆が言ってるという、皆に入ってはいないか?それにしてもこんな復讐劇は不愉快で堪らない。が、次はどんなものを読ませてくれるのか、もう待ち遠しい。2017/10/06

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