ちくま学芸文庫
日本の百年〈8〉果てしなき戦線―1937~1945

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  • サイズ 文庫判/ページ数 528p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480090782
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0121

内容説明

開国以来、日本の歩んできた100年、そこに生きた人々、当時の雰囲気、世相風俗を浮き彫りにした、臨場感あふれる迫真のドキュメント。公式記録や史料、体験談、新聞、雑誌、回想録、流行歌にいたるまで多方面から取材し、時代の種々相を写し出した記録現代史全10巻。復刊を待望された名著の文庫化。第8巻は、現代日本の在り方を決定づけた太平洋戦争の時代。日本は史上最大の賭けに国力を傾け、中国大陸から東南アジア、太平洋へと戦線を拡大した。国民は西欧の圧迫を振り払う快挙として迎えたが、やがて苛酷な現実を知ることとなる。日本人の栄光と悲惨を、戦争体験者の記録により浮き彫りにする。

目次

十二月八日の記録
第1部 大陸戦線の内と外(宿命の日中戦争;皇軍の肖像;神話に生きる人びと;日本ゆきづまる)
第2部 太平洋上の賭け(真珠湾からガ島まで;アジアの「国生み」;欲しがりません勝つまでは)
第3部 敗北への道(玉砕あいつぐ;腐敗と崩潰;死の壁に面して)

著者等紹介

橋川文三[ハシカワブンソウ]
1922‐1983年。東京帝国大学法学部卒業。明治大学政経学部教授として近代日本政治思想史を教える。日本の浪曼派、超国家主義などの思想を研究し、執筆活動を行う

今井清一[イマイセイイチ]
1924年生まれ。東京大学法学部卒業。横浜市立大学名誉教授。政治学と歴史学を結びつけた学風によって、多くの研究活動を行う。『昭和史』(共著)はベストセラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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