出版社内容情報
高校数学のハイライト「微分積分」! その入門コース『基礎解析』に続く本格コース。公式暗記の学習からほど遠い、特色ある教科書の文庫化第3弾。
内容説明
高校数学のハイライト「微分積分」!だが計算と公式ばかりのオモシロクないコースになりがちだ。もっと意味づけられた体系に組み替えられないか。本書は大胆にも、微分・積分の体系内に埋もれがちだった指数関数と三角関数の解析をたてわりの中心軸にすえた。成長・衰退と回転・振動の現象の解析に微積が活躍して、変化のイメージがつかみやすくなり、学習に現実感がでてくる。微分、積分とその相互関係の計算技法も、それぞれで繰りかえすなかで深められるだろう。この試みは高く評価された。指導資料にも広い展望が開ける解説が並ぶ。文部省検定教科書の文庫化第3弾。『基礎解析』続篇。
目次
第1章 微分と積分
第2章 指数関数
第3章 三角関数
第4章 微分・積分の応用
第5章 極限と連続
指導資料
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkswho
1
高校当時は文系選択だったので「微分積分」は習わなかったが、理系の人がどういった内容を学んでいたのか興味があったので購入。 教科書本文は「基礎解析」の微分積分とは比べ物にならないほど煩雑な計算をしている事が分かり、計算式は殆ど読み飛ばし概念的な説明しか目を通さなかった。 章末の数学者のエピソードは興味深い。後半の指導資料は教員向けの応用事例で更にややこしい。 最近は中学高校の数学を初歩的からわかりやすく説明するYouTuberが出てきたので、そういったチャンネルに目を通してからもう一度読み直すことにする。2020/10/15
りんにゃん
0
授業の小ネタに丁度良いと思いました。2015/02/01