ヴィクトリア朝英国人の日常生活〈上〉―貴族から労働者階級まで

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ヴィクトリア朝英国人の日常生活〈上〉―貴族から労働者階級まで

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  • サイズ B6判/ページ数 298p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562054244
  • NDC分類 382.33
  • Cコード C0098

出版社内容情報

ヴィクトリア朝の英国人の生活を目覚めから就寝までレポートするという形式のかつてない歴史書。文献を駆使するのは勿論、生活様式を自分でも実践した著者が、労働者から貴族まであらゆる階級の真の姿をいきいきと描きだす。

内容説明

目覚まし時計なしで定刻に目を覚ます方法とは?クリノリン着用時はどうやって椅子に座るのか?『大いなる遺産』のピップはどんなふうに授乳されていたのか?当時の水着の着心地は?ヴィクトリア朝英国人の日常生活が浮き彫りに!多彩な資料と著者による再現で迫る。

目次

第1章 起床
第2章 服を着る
第3章 用を足す
第4章 身だしなみを整える
第5章 朝の運動
第6章 朝食
第7章 外での仕事
第8章 家事

著者等紹介

グッドマン,ルース[グッドマン,ルース] [Goodman,Ruth]
英国出身・在住の歴史家。1963年生まれ。専門分野は近世英国社会史。美術館や映画などのアドバイザーを複数務める。また英国BBCテレビの教育番組“Victorian Farm”、“Victorian Pharmacy”、“Tudor Monastery Farm”などのプレゼンターを務めている。研究にあたっては、資料を渉猟するだけでなく、当時の生活様式を実践することで、歴史への理解をより深めている。ヴィクトリア朝の生活様式を実践するほか、Tudor Groupという英国チューダー時代(1485~1603年)の様式で生活をする団体にも所属している

小林由果[コバヤシユウカ]
青山学院大学文学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

28
題名通り、朝起きてから夜眠るまでの当時の人々の生活を解説したもの。単に文献からの引きうつしの内容ではなく、著者が実際に試してみた洋服、料理、生活習慣(洗面器一杯の湯で身体を綺麗にする方法まで!)の実体験に基づいた記述もふんだんにあって、それが面白かった。昔はよかった、なんて安易に言う気はなくなるけれど、辛いことばかりでもなかったんだろうなあという気になりました。それが人間が生活するということですね。リアリティをもってそれを感じられました。2017/11/28

ベルるるる

23
ヴィクトリア朝(1837~1901)時代の話。著者はこの時代の事を書くにあたり、自ら体験。女性のコルセット。上半身を締め付けて暮らしていたら、声が出にくくなって病院へ。締め付けているので横隔膜が全く動かなくなっていたそう。体をひねれないから、後ろを向くときは、振り返るのではなく、体ごと後ろを見るしかなかったらしい。こんなのを付けてダンスを踊っていたなんて信じられない。簡単に気絶するはずだわ・・・。2017/09/23

湖都

17
ヴィクトリア朝時代の英国人の生活を1日の流れをベースに解説する本。この本の特徴は、著者が実際にやってみた経験を交えている点。当時の服を着て、髪型を作り、仕事をする。その上で動作について気づいたことを書いているのが面白い。歩き方について、外側に半円を描くように歩くと良いとあったのが、まるで花魁みたいだなと思った。歩きにくい衣装で少しでも歩きやすく色気を見せる方法は万国共通なのか。子供にシロップとしてアヘンを投与していたことには驚いた。現代でも身体に良いと信じながら極悪のことをしている例は多々あるんだろうな…2021/01/01

シルク

16
図書館の新刊で、透明カバーがピッカピカしていたのだ。まだ誰も借りていない様子で、小口もこざっぱり。おまけにこの題名かよ~……これは、面白いに決まってるね。借りない訳にはいきませんね、と。思った通り当たり本(❀ฺ´∀`❀ฺ) 筆者はビクトリア朝時代の生活の研究者。その時代の衣装(ゴワゴワ、着にくい、動きにくい、それでも。)に身を包み、その恰好で当時のやり方で掃除洗濯農作業に料理……家事に精を出し、時にはスカートに燃え移った火で焼け死にそうになり、また時には農作業途中で馬の下敷きになって死にそうになり……。2018/09/30

yraurb

7
19世紀英国人の日常生活について、朝起きてから夜寝るまでに触れる物品を取り上げるという形で描いた本。上巻は朝食から朝の家事まで。取り上げた物品、また、朝の身支度が内容の中心であるせいか、衛生に関連した話題が多い。病気は悪い瘴気を取り込んだせい、という迷信から科学的理由が解明されるようになった時代故かもしれない。それにしても底辺労働者の労働環境の悪さは目を覆うほど。誰も彼も簡単に死ぬのが当たり前の時代だったのだなあ。2019/06/10

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