内容説明
19世紀、当時の熱い科学的論題だったダーウィン、スペンサーの進化論やクラークの女子教育論に、男女平等の立場から果敢に挑んだアメリカ初の女性牧師がいた。
目次
性と進化
いわゆる成長と生殖の対立
性別と働き
『脳の形成』について
科学による試み
著者等紹介
ブラックウェル,アントワネット・ブラウン[ブラックウェル,アントワネットブラウン][Blackwell,Antoinette Brown]
1825‐1921.ニューヨーク州ヘンリエッタに生まれ、ピューリタンとして育つ。中等教育を終えて数年間教師をした後、20歳でオベリン大学に入学。3年間神学部で学んだ後は講演活動を続け、奴隷制廃止や禁酒運動、女性の権利に関する問題に積極的に取り組んだ。1853年、アメリカ初の女性牧師となる。1881年、科学分野における女性研究者として認められ、アメリカ科学振興協会(AAAS)の会員に選出された
小川眞里子[オガワマリコ]
三重大学人文学部教授、お茶の水女子大学ジェンダー研究センター客員教授。専攻は科学史
飯島亜衣[イイジマアイ]
上智大学大学院文学研究科教育学専攻博士後期課程、2006年3月満期退学。専攻は教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- みすゞ