翻訳理論の探求

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  • サイズ A5判/ページ数 311p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622075189
  • NDC分類 801.7
  • Cコード C1080

内容説明

等価、機能主義、記述的研究、不確定性、ローカリゼーション、文化翻訳など、重要な論点を探求。カルチュラル・スタディーズ、社会学の議論をも含め、翻訳の根源的テーマに鋭い問題提起をする。

目次

第1章 翻訳理論とは何か
第2章 自然的等価
第3章 方向的等価
第4章 目的
第5章 記述
第6章 不確定性
第7章 ローカリゼーション
第8章 文化翻訳

著者等紹介

ピム,アンソニー[ピム,アンソニー][Pym,Anthony]
オーストラリア、パース出身。オーストラリアで比較文学を学んだ後、フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)より社会学で博士号取得。米国、ドイツでも哲学、社会学、言語学、翻訳学を研究。現在、スペインのロビラ・イ・ビルジリ大学教授、翻訳通訳・異文化間研究博士課程プログラムの責任者。モントレー国際大学大学院客員教授。翻訳学における根源的テーマで鋭い問題提起をし続けると共に、社会学的アプローチや翻訳とテクノロジーの関係など、新分野での研究をリードしてきた。翻訳学の最先端を走り、翻訳研究の国際的ネットワーク作りや若手育成にも精力的に取り組む

武田珂代子[タケダカヨコ]
熊本市生まれ。現在、カリフォルニア州パシフィック・グローブ在住。モントレー国際大学(MIIS)大学院准教授(通訳実習、通訳研究の科目を担当)。また、会議・法務通訳者として活躍している。MIISで翻訳・通訳学修士号、ロビラ・イ・ビルリジ大学(スペイン)で翻訳通訳・異文化間研究博士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポカホンタス

3
翻訳学のパラダイムチェンジがなされたかいなか、に着目しながら多くの翻訳理論を整理する内容。パラダイムについての概念をきっちり提示してくれているので興味深く読めた。ジュレミー・マンデイ『翻訳学入門』とあわせて読むとわかりやすい。ピムの意見もきっちり入っていて、特に文化翻訳に関するバーバの考えに批判的コメントをガンガン出しているところが面白かった。刺激的な一書。2011/09/25

samandabadra

0
ああ、読みにくかった!(その理由は訳者あとがきにもあるが) でもそれだけ勉強になった。 2015/04/26

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