内容説明
なぜ、若者は住み慣れた故郷から大都市へ移動するのか。移動は若者に何をもたらすのか。経済と社会関係の二つの視点からミクロデータに基づき検証。
目次
本書の目的とデータの概要
第1部 大都市への移動と若者の仕事、経済(地域間労働移動の実態と時系列分析;地域間移動から若者が得る経済的な利益;地域間移動と格差問題)
第2部 移動する若者たちの社会関係(地域間移動は地元の人間関係を壊すか;移動先で形成する人間関係;東北出身者のローカル・トラック;都市への移動と趣味ネットワーク)
第3部 青森県の若者のケーススタディから(大都市に就職した工業高校卒業生の地元意識;大卒女性の大都市移動とローカルネットワーク)
若者の地域間移動に関する、いくつかの処方箋
著者等紹介
石黒格[イシグロイタル]
日本女子大学人間社会学部准教授
李永俊[イヨンジュン]
弘前大学人文学部教授
杉浦裕晃[スギウラヒロアキ]
愛知大学経済学部准教授
山口恵子[ヤマグチケイコ]
弘前大学人文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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