乳幼児期における発達障害の理解と支援<br> 知っておきたい 気になる子どもの手先の器用さのアセスメント―PWT描線テストの手引と検査用紙

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乳幼児期における発達障害の理解と支援
知っておきたい 気になる子どもの手先の器用さのアセスメント―PWT描線テストの手引と検査用紙

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  • サイズ B5判/ページ数 183p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784623082810
  • NDC分類 378
  • Cコード C3311

出版社内容情報

手先が不器用な幼児に対する発達アセスメントについて解説。 手先の器用さを調べるテストの手引と検査用紙を掲載した。手先の不器用な子どもが増えていることが指摘されてから久しい。それらの子どもの中には,発達性協調運動障害児が含まれていることが分かってきている。発達障害児にもこの発達性協調運動障害を併せ持ち,手先が不器用であることが以前より指摘され,保育や療育の現場では問題視されてきている。本書では、手先が不器用な幼児に対する発達アセスメントを基にした描画のトレーニングによって、手の巧緻性を高めることを意図したテストを紹介、解説する。



はじめに





 第?部 協調運動の発達とその問題



第1章 乳幼児期における運動発達

 1 粗大運動

 2 微細運動

 3 協調運動



第2章 手先の不器用さをもつ子どもの特徴

 1 手先の不器用さをもつ子どもとは

 2 発達性協調運動障害(DCD)

 3 発達性協調運動障害と他の発達障害との合併



第3章 協調運動の発達アセスメント

 1 発達検査

 2 運動発達に関する検査

 3 発達性協調運動障害(DCD)のアセスメント

 4 手指運動による発達アセスメント

 5 筆記具操作による協調運動アセスメント

 6 描画や書字による協調運動アセスメント



第4章 ひらがな書字習得と運筆技能

 1 ひらがなの習得過程

 2 ひらがな書字の習得に必要な認知機能

 3 書字指導と運筆技能との関連

 4 幼児期における書字指導のあり方



第5章 手指運動と筆記具操作と描画の連関

 1 筆記具操作の発達

 2 筆記具操作と描画との関係

 3 手指運動と筆記具操作との関係

 4 手指運動と描画との関係





 第?部 PWT描線テストの手引き



第6章 PWT描線テストとは

 1 PWT描線テストのねらい

 2 PWT描線テストの特徴

 3 検査開発の背景

 4 保育や発達支援へのつなげ方



第7章 PWT描線テストの発達段階 

 1 PWT描線テストの描画課題

 2 発達段階分類の検証

 3 円塗り段階の分類

 4 点つなぎ段階の分類

 5 線引き段階の分類



第8章 PWT描線テストと手指運動との関係

 1 PWT描線テストと筆記具操作との関係

 2 PWT描線テストと手指動作との関係



第9章 PWT描線テストの統計的特徴

 1 対象児の月齢と各課題の得点分布

 2 課題得点に基づく発達月齢の算出

 3 縦断的データによる信頼性・妥当性の検証

 4 まとめ



第10章 PWT描線テストの実施方法

 1 実施の留意点

 2 対象児

 3 検査者

 4 検査場所と配置

 5 検査用具

 6 実施の手順



第11章 PW描線テストの評価方法

 1 課題別の発達段階と発達範囲

 2 PW発達年齢とPW発達領域の評価

 3 評価の観点



第12章 定型発達と発達障害の事例

 1 定型発達

 2 定型発達の発達推移

 3 発達性協調運動障害のF児の事例

 4 高機能自閉症のG児の事例

 5 発達性言語遅滞のH児の事例

 6 自閉症スペクトラム障害の事例



付録 PWT描線テストの検査用紙

 ◎PWT描線テストの実施法

 ◎PWT描線テストの評価のまとめ

 ◎PWT描線テストの評価

 ◎PWT描線テスト:描画課題

 ◎PWT描線テスト:教示の時に使う見本



参考文献

尾崎 康子[オザキ ヤスコ]
編集

内容説明

手先が不器用な幼児に対する発達アセスメントについて解説。手先の器用さを調べるテストの手引と検査用紙を掲載。

目次

第1部 協調運動の発達とその問題(乳幼児期における運動発達;手先の不器用さをもつ子どもの特徴;協調運動の発達アセスメント;ひらがな書字習得と運筆技能;手指運動と筆記具操作と描画の連関)
第2部 PWT描線テストの手引き(PWT描線テストとは;PWT描線テストの発達段階;PWT描線テストと手指運動との関係;PWT描線テストの統計的特徴;PWT描線テストの実施方法;PWT描線テストの評価方法;定型発達と発達障害の事例)
付録 PWT描線テストの検査用紙

著者等紹介

尾崎康子[オザキヤスコ]
東京教育大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。財団法人小平記念日立教育振興財団日立家庭教育センター主幹研究員、富山大学人間発達科学部教授を経て、相模女子大学人間社会学部教授。博士(心理学)、臨床発達心理士スーパーバイザー、臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。